誰彼Ver1.00
その人は、時代(とき)を越えて逢いに来た

 2001年2月9日、Leafより発売された。ACTIVE DRAMATIZE NOVEL第1弾。



動機

 完全なブランド買いですな。だって情報未公開の時点で通販予約したから(笑)


どんなゲーム?

 「昭和の軍人さんが現代に蘇ってすったもんだストーリー」基本はごく普通のアドベンチャー、読んで選択肢を選ぶだけ。クリアする毎に選択肢が増えてく。あとは、場面場面でチップキャラがうろちょろする。ええ、うろちょろ。エロは薄め。


システムについて?

 基本的な一通りついてます、軽快だし。今回は久々にバグも無いみたいだし(笑)問題ないしとまどうことも無いかと。チップアニメがキャンセルできないうえにスキップが遅めってのが減点ですな。


音声、音楽について?

 音声は無いです。ええ、2枚組でも無し。チップアニメの場面で音声が無いのはちと辛いかも。だって絵と文章交互に追わないといけないし。週刊ストーリーランドだっけか?に声が無いと思えば(笑)音楽は安定していい感じです。まぁ、男性ボーカルによるOPEDは好き嫌いが激しく別れる気がしますが。今回下川氏が音楽作ってない模様。


グラフィックについて?

 これは問題なし。文句無しに綺麗。全体的にシックで地味な感じがゲーム全体の雰囲気にあっておっけい。カワダ氏のちと濃いめの絵が平気なら全然大丈夫、たとえ夕霧のデコに肉と書きたい衝動にかられても(笑)ところでどうして今回背景が外注なんだ?チップアニメのグラフィックは…まぁ…うん、チップやし。


シナリオについて?

 ……………今回最大のネック?なんとなく痕を意識した感じの謎をちりばめた感じのストーリーなんだけど…基本的に説明不足の感が否めない。なんか勝手に収束して満足されてるような気が。盛り上がりにかけるというか、今から盛り上がるべきところであっさり終わったというべきか。とりあえず自分はいまいち楽しめませんでした。まぁ、きっとこれがかっこいいと思える人もいると思う。ええ、多分。


全体について?

 Leafだからじゃなく他社からでても評価は「グラフィック、音楽はいいんだけどシナリオがいまいちの惜しい作品」って評価になると思う。買っても損はしないと思うが、お勧めはしない。絵と音楽だけで十分元はとれると思うけどね、一応(笑)トータル佳作って感じかな。


ここからは高度ネタバレ含みます

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