perl書法
- perlの行は「;」(セミコロン)で区切ります。
print "hello ";
print "world";
または
print "hello "; print "world";
- perlは大文字と小文字を区別します。
print "hello";
はきちんと処理されますが、
PRINT "hello";
はエラーが出ます。
- 関数の引数が1つの場合、( )はよく省略されます。
print "hello"; も print ("hello"); も同じ。
* 関数の引数が2つ以上の場合でも( )が省略できる場合があります。引数(ひきすう)は、関数に渡して処理してもらうデータのことです。
- UNIXの場合、必ず次の1行で書き始めます。
#!/usr/local/bin/perl
Windowsの場合、無視できますが、書いておけば移植性が高くなるので書いておいた方が良いです。また、プログラム終了は
exit (0);
と書きます。これもWindowsの場合無視できます。
- コメントは「#」で始めます。
#これはコメント
#実行されません
上記のように、複数行に渡る場合は改行のつど「#」が必要です。
ここまでのテストプログラム
--
#!/usr/local/bin/perl
print "Hello, World!\n";
exit (0);
--
上記のようにスクリプトを書き、「hello.pl」という名前で保存してください。できたらそれを走らせて下さい。ダブルクリックで動作させた時の様子と、DOSから動作させた時の様子の違いを確認して下さい。
なお、print文の引数中の「\n」は改行を表します。「\」は、本当はバックスラッシュ(\)なのですが、日本語システムでは円記号に変換されます。