perl書法


  1. perlの行は「;」(セミコロン)で区切ります。
    print "hello ";
    print "world";
    または
    print "hello "; print "world";
  2. perlは大文字と小文字を区別します。
    print "hello";
    はきちんと処理されますが、
    PRINT "hello";
    はエラーが出ます。
  3. 関数の引数が1つの場合、( )はよく省略されます。
    print "hello";print ("hello"); も同じ。
    * 関数の引数が2つ以上の場合でも( )が省略できる場合があります。引数(ひきすう)は、関数に渡して処理してもらうデータのことです。
  4. UNIXの場合、必ず次の1行で書き始めます。
    #!/usr/local/bin/perl
    Windowsの場合、無視できますが、書いておけば移植性が高くなるので書いておいた方が良いです。また、プログラム終了は
    exit (0);
    と書きます。これもWindowsの場合無視できます。
  5. コメントは「#」で始めます。
    #これはコメント
    #実行されません
    上記のように、複数行に渡る場合は改行のつど「#」が必要です。

ここまでのテストプログラム
--
#!/usr/local/bin/perl

print "Hello, World!\n";

exit (0);
--
上記のようにスクリプトを書き、「hello.pl」という名前で保存してください。できたらそれを走らせて下さい。ダブルクリックで動作させた時の様子と、DOSから動作させた時の様子の違いを確認して下さい。
なお、print文の引数中の「\n」は改行を表します。「\」は、本当はバックスラッシュ(\)なのですが、日本語システムでは円記号に変換されます。