トヨタテクノミュージアム 産業記念会館

数寄屋大工展
(H24.11.23〜12.28)



名古屋駅から歩いて2,30分
ルーセントタワーの方角へまっすぐ歩いて行くと
看板が見えてきます。
名古屋観光ルートバス めーぐるや市バスを使っても良いですね。

下の写真は中央入口を入ったところです。

中は有料スペースと無料スペースがあります。



今回の目的は、特別展示室で行われている
数寄屋大工展 
こちらは無料で見学できました。



ただし中は撮影NGでしたので残念です。

入ってすぐのところに3畳ほどの茶室の構造模型が作ってあり
土壁を塗る前の状態で中が見えるようになっています。

畳も2枚と床の間だけ入れてあり
1畳は畳下の板が見えるようになっていて
建物の構造を知ることができます。

実際に中に入ってもOKとのことで
中もじっくり見学しました。

丸太と丸太を組み合わせる手法は
模型が置いてあって外したりはめたり出来るよう
展示してあったのですが
とても複雑でした。
頭の中で立体図を描くのが苦手な私には
到底理解しきれませんでした((+_+))

左官、建具、表具
それぞれの職人の仕事も
自分が思っていた以上にたくさんの工程があることがわかりました。

たとえば襖の下張に7工程もあり、
それぞれ紙の質や糊の濃度を変えて
温度による紙の伸縮での破れを防いでいるそうです。

そして畳のコーナーでは
嵯峨藤本畳店の職人さんが実際に手縫いで
畳を仕上げていく工程を4分30秒のビデオで紹介されています。

畳の道具も展示されており皆さん興味深そうに見ておられました。
さすがに畳の道具は全て知っている物でした。
ですが、現在は畳工事も機械化されていて、
今では使われていない道具もありました。

当店にも祖父、父が使っていた
手縫い用の道具がひとそろい残っていますよ。
いづれ、畳の現代と昔の道具を紹介するページも作ろうと思いました。




数寄屋大工展の会場へ行く途中に
ロボットがクリスマスの格好をしていましたので
記念に1枚撮ってきました。
演奏はしていませんでした(残念)

今回は無料のコーナーだけを見学しましたが
入場料は大人でも500円だそうです。
中は結構広そうです。