興味のある方は読んでみてください。
手縫いの時にしか使わない道具も載っていますが…

読むのがめんどくさい方は
写真を眺めて「結構いろんな道具があるんだな」程度に
スルーしちゃってくださいね。

このほかにも縁無し畳の表を折る大型の道具などもあります。
作業場まで出すのが結構大変なので
いずれ使った時に写真を撮りますね。

普段の仕事は機械化されているとはいえ
柱の角を切るところなど
手縫いでなければ対応できないところもまだまだあります。

なのでたまにしか使わない道具も
大事にしていかないと…。



作業台(手縫い用)

最近は機械化されているのでこの台はあまり使われることはありませんが、手縫い用は普段使っているものより高さが低くなっています。
手縫いの時は正座で縫うため、また畳の上に乗っての作業も多いため低くなっています。
大定規(手前)
 
大曲(オオガネ)
 直角を調べる道具です。
 
作業台 
 普段の仕事に使う作業台です。
 古い畳を解いたり寸法を測るのにも使います。
 上の手縫い用と比べると高くなっていて
 立っての仕事に都合が良くなっています。
手前左側から

道具入れ 
小包丁(畳表を切る)
大包丁(畳床を切る)
締鉤(縫った糸を引き締める)
くわえ(畳の出来上がりの厚さを測る)
わたり(縁の幅を均一にするために使う道具)
目押し定規(縁を縫い付ける位置が丁度畳の目が出るよ
うに印を入れる道具)
ローラー(イ草の折りしわを伸ばす道具)
(床を切り落とす時に当てる)

奥左側から
手縫い糸
油壺(針が滑るように針先につける)
まち針(框にイ草を止めつけるのに使う)
あいびき針(下紙に折り目をつけるなどに使う)
縁ひき(イ草の目が流れぬよう表に刺したり
縫い付ける縁の仮止めに使う)
木綿糸(イ草のほつれ止めに昔使われた。また昔寸法取り
にも使っていた)
手縫い針手当て
畳用金槌(縁を付けた角を整える)
手前左より
ロウ(イ草の端のほつれ止めに使う)
寸取器(レーザー光線で直角を出し新畳の部屋の寸法を測るときに使う)
タッカー2種
手鍵(畳をあげる時、古畳をほどく時などに使う)
くわえ(畳の出来上がりの厚さを測る。新しいので
最近の薄畳にも対応し薄いものも測れるようになっている)

その向こう手前より
イ草を切るとき用の定規2種
物差し2種(幅を測る 長さをはかる。単位は尺、寸、分)
霧吹き(イ草を引っ張るときに霧を吹いてしわにならないようにする)
框の床を切り、縫う機械
幅の床を切り 縁を縫う機械
畳を運ぶ際、6枚を一度に運べるワゴン

通常は手で1枚ずつ担いで運ぶが
マンションでエレベーターがあったり
通路が長い場合は重宝します。
縁無し畳を作る時に畳表を折る道具です。
名前は折り姫

写真にマウスをあてると使用中の写真になります
縁無し畳の畳表を折るときに、折れやすいように水蒸気を当てながら折るのですが、その水蒸気を出す道具です。
ケルヒャー
畳専用の道具ではなくて、お掃除などに使うものらしく、一般のホームセンターで購入できます。