‐旬の野菜のあれこれ‐
旬の代表的な野菜を栄養価や健康、選び方から調理方法まで
様々な角度から簡単にまとめてみました。
1月 | 大根、小松菜、春菊、ホウレン草、 | 7月 | トマト、胡瓜、生姜、らっきょ、冬瓜、青梗菜、 |
2月 | ネギ、京菜、わけぎ、ゆりね | 8月 | なす、レタス、みょうが、ピーマン、モロヘイヤ、トウモロコシ、セロリ |
3月 | なのはな、山菜、にら、 | 9月 | ジャガイモ、南瓜、サツマイモ、オクラ |
4月 | たけのこ、さやえんどう、アスパラガス、みつば | 10月 | しいたけ、くり、さといも、ぎんなん、 |
5月 | たまねぎ、ワカメ、キャベツ、ごぼう、にんにく、 | 11月 | 人参、レンコン、山芋、ブロッコリー、ハクサイ |
6月 | 梅、しそ、グリーンピース、えだまめ、そらまめ | 12月 | かぶ、くわい、カリフラワー、 |
‐トマト‐ |
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■「トマトが赤くなると医者が青くなる」 トマトは優れた健康食品で、ビタミンCやカリウムが豊富に含まれています。また、トマトの赤い色はリコピンという色素で、ガンを防ぐ効果があると言われています。 トマトは、飲み過ぎの胃のむかつきを抑える効果があります。また、口内炎の時には、トマトジュースを数分口に含むと良いようです。 ■美味しく食べるコツ トマトの選び方は、ヘタがしおれていないのが鮮度の良い証拠です。色が均一で丸みがあって、重い物がいいとされています。水のつけて沈むものほど糖度が高いそうです。 トマトは、肉類を煮込む時使うとトマトのクエン酸が脂を中和させるために、さっぱりした味に仕上がります。 料理に使うたあめに皮を剥く場合、表面に切れ目を入れて、ヘタに割り箸をさしてさっと火にあぶり冷水にとると簡単に剥けます。
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■こんな料理に如何ですか
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■その他の旬のお野菜
●ナス、枝豆、ピーマン、オクラ など |
−ナス− |
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■冷却効果があります
ナスには、身体を冷やす効果があるので、ほてりやのぼせが強い時には効果てきめんです。また、ナスは脂肪を吸収しやすいので、植物油のリノール酸やビタミンEが摂りやすくなります。コレストロールが気になる方にはおすすめです。 また、冷蔵庫で冷やすと湿布の変わりにもなります。 ■美味しく食べるコツ ナスの選び方は、まず形や色艶が良いものを選びましょう。また、全体的に張りがあって、ヘタの切り口が新しいもの程、鮮度がよいです。ナスはあまり日保ちがしません。表面がカサカサになりやすいので、風通しの良いところは避けて、室温で1〜2日、ラップで包んで、冷蔵庫で1週間が目安です。 ナスは、脂肪を吸収しやすいので、炒め物や揚げ物にするととても美味しいです。長ナス、米ナス、丸ナスなど料理に合わせてナスを選びましょう。
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■こんな料理に如何ですか
●ナスとひき肉の重ね焼き ●野菜カレー
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■その他の旬のお野菜
●枝豆、南瓜、トウモロコシ、 胡瓜 など |
−ジャガイモ− |
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■ジャガイモは、大地のりんご!?
ジャガイモは、加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含んでいることからフランスでは「大地のりんご」などと呼ばれています。また、体内塩分のバランスをとるカリウムが非常に多く含まれているので、肝機能の弱っている方や胃腸病、高血圧の予防にもいいと言われています。 ■美味しく食べるコツ ジャガイモの選び方は、表面にしわや傷がなく、ずっしりと重量感のあるものが良いものです。皮が緑かかったものは避けたほうがいいでしょう。また、ジャガイモには、男爵にメークイン、マチルダなどいろんな種類があります。料理にあわせてジャガイモを選ぶようにしましょう。 ジャガイモを茹でる時は、皮毎まるのまま茹でた方が、味も栄養も生きます。 |
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■こんな料理に如何ですか
●ジャガイモのチーズ焼き ●ジャガイモバター煮 ●ジャガイモのきんぴら
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■その他の旬のお野菜
●キャベツ、レタス、ピーマン、 レンコン、サツマイモ など |
−しいたけ− |
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■しいたけには、薬効がいっぱい
しいたけには、血圧は、血中コレストロールを下げ、高血圧や動脈効果の予防と改善に効果的な成分を持っています。 カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。特に、干ししいたけは、天日に半日ほど干し、紫外線にしっかり当てることで、ビタミンDを増やすことができます。 また、しいたけは、健康に良いだけではなく、高ビタミンで低エネルギーのためダイエットにも最適な食材です。 ■美味しく食べるコツ しいたけの選び方は、生では、傘が八分開きで肉厚があり、軸が太くて短く、傷がないものを選びましょう。また保存には水気に注意しなければなりませんが、ポリ袋に入れて冷蔵保管して下さい。干ししいたけは、表面が黄茶色で大きいものがよく、保存には、密封容器に乾燥剤をいれて保管しましょう。
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■こんな料理に如何ですか
●しいたけのシュウマイ ●しいたけ昆布 ●干ししいたけ中華風煮
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■その他の旬のお野菜
●白菜、法連草、小松菜、里芋、サツマイモ、人参、ごぼう、シメジ、まいたけ、栗 など |
−ハクサイ− |
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■鍋料理や漬物には欠かせません
白菜は、水分が多く余り栄養価は高くありませんが、ビタミンCは比較的多く含まれています。 ■美味しく食べるコツ 白菜の選び方は、外葉がしっかりと全体を包むように巻いていて、白い部分に張りとつやがあるものがよいものです。カットしたものは、葉と葉が密着して、芯の黄色が多いものほど良質です。また、黒い斑点があるものがありますが、病気の一種です。 炒める時は、水っぽくなりやすいので、強火で手早く炒めてください。また、茹でるときは、水を少なめにして、弱火で蓋をして蒸すようにすると甘味が増します。
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■こんな料理に如何ですか
●白菜のもみ漬け ●白菜鍋 ●白菜と牛肉の炒め煮
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■その他の旬のお野菜
●サトイモ、山芋、大根、カブ など |
−ホウレン草− |
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■緑黄食野菜の代表 ホウレン草は、栄養価がとても高く、中でもカロチン、ビタミンC,鉄を豊富の含んでいます。また、ホウレン草の根元の赤い部分には、骨の形成に役立つマンガンが豊富に含まれています。捨てずに活用しましょう。カロチンとビタミンCが豊富なことからその相乗効果で、肌荒れが気になる方にもお勧めです。 普段の食生活の中で不足しがちなビタミンB1、B2、それにカルシウムが豊富に含まれているのでちっちゃなお子様からお年寄りまで、いつも食べたい野菜のひとつです。 ■美味しく食べるコツ ホウレン草の選び方は、緑が濃く、葉は肉厚で張りのあるものを選ぶようにしましょう。葉がピンとしていて茎が短く、根の部分の赤みが濃いものが良いものです。 ホウレン草はアクが強いので、調理するときは、アク抜きを丁寧に行いましょう。また、茹で過ぎるとビタミンCが損なわれますので注意しましょう。
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■こんな料理に如何ですか
●ホウレン草とコーンのサラダ ●ホウレン草のポロネーズ ●ホウレン草のごまあえ
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■その他の旬のお野菜
●サトイモ、山芋、カブ、ネギ ごぼう、ハクサイ など |
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