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合成皮革用基材

合成皮革基材の標準加工工程

入庫

近距離からの生機の荷姿はタタミが多く、遠距離からは丸巻きでの入荷が多い。入荷した生機は、反数確認後、準備工程に運搬します。

タタミ

タタミ

丸巻き

丸巻き

準備

準備工程では、丸巻き生機は1バック単位で1反、1反巻戻して、ミシンで縫い合わせて台車に乗せます。
タタミ生機は、1バック単位で台車に積み1反、1反ミシンで縫い合わせます。
縫い合わせは表裏、天地を合わせ、ヨコ糸に沿って真っ直ぐに縫い合わせます。

準備

糊抜精練

糊抜工程では、生機に付いた糊剤や油剤を熱湯と薬品で落として染色を容易にします。

糊抜精練

染色

綿やレ-ヨンなど100℃以下で染色出来るものは、「常圧染色機」で、ポリエステルなど高温でないと染色できないものは、「高圧染色機」で染色します。

染色

乾燥

蒸気で過熱したシリンダーに濡れた生地を押し当て、水分を蒸発させて乾燥します。

乾燥

起毛前処理

起毛

染色後乾燥して、起毛品は起毛機で毛羽立たせます。起毛方法により、織物の風合いを大きく変える事ができます。
この起毛技術が高く評価されています。

起毛

シャーリング

起毛した生地の毛羽の長さは均一でないため、シャーリング機で刈揃えて均一にします。

シャーリング

巾セット

検査

キズ、汚れ、斜行、色、染ムラ、巾、厚み、長さなどを検査し、巻き取り、包装して出荷します。

検査
艶栄工業 お問い合わせ先

〒443-0044 愛知県蒲郡市宝町2-29
TEL:0533-68-2196   FAX:0533-68-3200   email:tsuyaei.info@gmail.com

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