夏涼しく冬暖かい


夏の暑い時フローリングやビニールのゴザがべた付いていても
畳の上はさらっとしていますよね。

冬板の間の床は冷たくてスリッパがないと辛いけど
畳の上ならスリッパが無くても大丈夫ですよね。

畳表のイ草や藁床は水分を自然に調節しています。
湿度が高い時にはイ草が水分を吸ってくれていますので
表面はさらっとしていて気持ちがよいのです

(イ草が水分が多くなりすぎるとカビのもとになるので
換気をして、イ草から水分を放出させる必要があります)

またイ草、藁とも中に空気がたくさん含まれていて
冬の寒さにも表面が板のように冷たくならないのです。

標準の畳の厚さは5センチ程あります。
床下からの冷たさも遮断してくれます。


ちなみに我が作業場には、作業中や預かり中の畳が
たくさんありますが
そのお陰か夏涼しく冬温かいのです。
ありがたや…。



心地よいイ草の香り


新しい畳のイ草の香りはとても良いですよね。
この畳独特の香りは嗅覚を刺激して、精神を安定させる
アロマテラピーの効果があるんですって。

これはやはり和紙やビニールの表では味わえない
畳本来の良さですね。
当店では半端表がある時には無料で差し上げています。
香りが良いからと、部屋や車に置いておくという方もいらっしゃいますよ。