ビートルズ関連の高音質盤(2)

前回、リンゴスター「グッド・ナイト・ウィーン」UK盤の音が思いもよらず良かったので、他のビートルズ関連アルバムでダグ・サックスさんがマスタリングしたものがあるのか気にかかりDISCOGSで調べました。
するとありました。
ジョージの「リビング・イン・ザ・マテリアルワールド」です。「ギブ・ミー・ラブ」の入った超有名盤で、国内盤で持っていますが、ダグ・サックスさんのマスタリングはメタル原盤までの作業ですので、本当の音を聴くにはUKオリジナル盤を購入する以外にありません。(勿論米盤でもいいけど。)
こんなものを地元のバナナレコードで探しても十年はかかります。
8月に東京で「ハムフェア」(アマチュア無線フェア)が開催されているので、ついでにDISKUNIONで購入することにしました。(ぽっと行ってあるなんて、東京って凄い)

うーん、音は悪くはありませんが、良くもありませんでした。(チキショー、3千円もして、しかもヒンズー教のインサートも欠品だったのに)ダグ・サックスさんがマスタリングしたからと言って全部が全部シェフィールドラボの音がする訳ではないんですね。(当り前か)残念です。レコスケくんには悪いですが、曲もそう良いとは思えません。リンゴスター「グッド・ナイト・ウィーン」の方が数段良い感じです。(バナナレコードで千円台で買えたし。)
ところで、このレコードの国内盤はジョージ年表が冊子として付属しており凄く親切です。同時期の他のメンバーのアルバムにもそれぞれ付属していたと思います。東芝EMIさんえらい。やっぱ国内盤は良いですね。

2023年09月03日